【保存版】工務店・注文住宅のLINE活用完全ガイド!来客率を高めるコツを成功事例とともに紹介

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「資料請求はあったのに、その後の連絡が途切れて自然消滅してしまう」
「チラシやポスティングの反響が、年々下がってきている」
「長い検討期間のあいだ、見込み客とどう接点を保てばいいか分からない」

このような工務店・注文住宅会社の集客課題を解決する手段として、いま注目されているのがLINEの活用です。顧客が自分のペースで情報を得られるLINEは、検討期間の長い住宅業界と非常に相性のよいツールといえます。

本記事では、工務店・注文住宅にLINE活用が求められる背景から得られるメリット、具体的な活用方法までを成功事例とともに網羅的に解説します。

なお、弊社FancyWebmateは、Lステップ認定コンサルタントとして累計400社以上の支援実績を持ち、工務店・注文住宅のLINE構築にも数多く携わってきました。

LINE活用に興味があるご担当者様は、ぜひ以下のリンクから無料相談にお申し込みください

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記事の監修者
中上雄翔
FancyWebmate株式会社 代表取締役 中上 雄翔
  • FancyWebmate株式会社代表
  • Lステップ認定代理店ランキング5ヶ月連続1位
  • 上場企業含め累計支援社数300社超え
  • LINEマーケの構築から運用まで一気通貫で支援
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目次

工務店・注文住宅業界にLINE活用が求められる3つの背景

工務店・注文住宅業界でLINE活用が求められる背景には、主に以下の3つがあります。

  1. 購入の検討期間が長いから
  2. チラシや訪問営業の反響率が頭打ちになっているから
  3. 顧客育成(ナーチャリング)の自動化が求められているから

1. 購入の検討期間が長いから

住宅は人生で1番高い買い物となる顧客も多く、資料請求から契約まで時間をかけて慎重に比較検討します。

この検討期間の長さが、そのまま取りこぼしリスクになります。検討が長期化するほど、営業担当者だけで全見込み客との接点を維持し続けるのは困難になるためです。

フォローが途切れた瞬間、顧客の関心は他社へ移ると考えましょう。資料請求まで進んだリードでも、連絡が止まれば競合に流れてしまいます。

加えて、一度離れた見込み客を呼び戻すには、新規集客を呼び込むのとほぼ変わらないコストがかかります。だからこそ「長い検討期間をどう伴走するか」が、工務店・注文住宅の集客における大きな課題です。

2. チラシや訪問営業の反響率が頭打ちになっているから

チラシやポスティングの反響率は下がり続け、コストに見合う集客が難しくなっています。電話や訪問営業も若年層には敬遠されやすく、届きにくいのが現状です。

いま顧客が求めているのは「自分のペースで情報を得られる」タイプの接点です。アポイントや対面のプレッシャーを感じる手法は、検討初期ほど避けられます。

スマホで完結するLINEは、検討初期の潜在層が身構えずに情報収集できる入り口になります。顧客が好きなタイミングで情報を確認できるため、現代の住宅販売におけるベターな手法の1つです。

3. 顧客育成(ナーチャリング)の自動化が求められているから

注文住宅では、すぐに契約に至らない見込み客をリスト化し、時間をかけて育てる仕組みが必要です。検討段階に応じた情報を、適切なタイミングで自動的に届けられるかどうかが成果を左右します。

属人的なフォローでは、担当者の力量や多忙さで追客品質にムラが出ます。誰が対応しても一定品質で追客できる、自動化された体制を構築できるのがLINEです。

ただし、LINE単体に集客力はありません。広告やSNSから流入した見込み客を受け止める「受け皿」として設計することを意識しましょう。

工務店・注文住宅のLINE活用で重要な「フェーズ設計」の考え方

工務店・注文住宅のLINE活用では、検討段階に応じた「フェーズ設計」が成否を分けます。フェーズ設計の考え方を、以下3つのポイントで解説します。

  1. 「資料請求→イベント来場→個別相談」でフェーズを切り分ける
  2. フェーズに合わせたセグメント配信で来場率を底上げする
  3. フェーズごとの管理を自動化するならLステップがほぼ必須

「資料請求→イベント来場→個別相談」でフェーズを切り分ける

不動産の検討フェーズの流れを示す5段のアイコン版プロセス。1) 資料請求、2) イベント来場、3) 内覧予約、4) 物件の比較検討、5) 個別相談。各 panel に対応するアイコン付き。

注文住宅の検討フェーズは、以下の3段階に分かれます。

  1. 資料請求
  2. イベント来場
  3. 個別相談

他業種より段階が多い上、各段階で顧客が求める情報がまったく異なる点を意識しましょう。

たとえば、資料請求直後の層に個別相談を迫れば重く感じられ、来場直前の層に基礎的な資料を送っても刺さりません。フェーズを無視した一斉配信は他フェーズの見込み客にとってノイズとなり、ミュート・ブロックの原因になります。

そこで、友だち追加時のアンケートやタップ履歴をもとに、顧客が今どの段階にいるかをタグで管理します。以下のように、1つのフェーズでも段階を細かく分けてタグ付けするのが基本です。

検討フェーズ 付与するタグ例
資料請求 ・資料請求
・1年以内検討
・土地なし
イベント来場 ・見学会予約済
・見学会参加済
・来場後アクションなし
個別相談 ・資金計画済
・間取り提案中
・他社比較中

フェーズをタグで可視化しておけば、次に誰をどの段階へ引き上げるべきかが一目で分かります。顧客の切り分けこそが、注文住宅のLINE活用の出発点です。

フェーズに合わせたセグメント配信で来場率を底上げする

3段階の情報配信フロー図。左列: 情報収集・基礎知識・エリア相場、中央列: 物件情報・会社選びのチェックリスト、右列: 内覧案内・お客様の声・個別相談オファー

切り分けたタグをもとに、求める情報をピンポイントで出し分けます。

検討フェーズ 配信内容の例
資料請求 ・自社の強みやコンセプト紹介
・人気の施工事例やルームツアー動画
・失敗しない土地選びの基本
・資金計画や予算の考え方
・実際に家を建てたお客様の声
イベント来場 ・見学会の開催日時と予約リンク
・来場者限定の特典・プレゼント案内
・当日の具体的な見どころポイント
・スタッフ紹介・キッズスペースの案内
・来場後の御礼と次回ステップの案内
個別相談 ・無料の個別相談会案内
・LINE会員限定の未公開土地情報
・住宅ローンの選び方・最新金利情報
・自社の保証制度やアフターサポート解説
・無料の間取り作成キャンペーン案内

興味のない情報の一斉配信はブロックに直結するため「興味がある人にのみ届ける」のが重要です。属性や興味、フェーズで配信先を絞ることで、ブロックを防ぎつつ来場率を底上げできます。

フェーズごとの管理を自動化するならLステップがほぼ必須

ここまでのフェーズ管理を、LINE公式アカウント単体で実現するのは困難です。LINE公式アカウントには、タグによる細かいセグメント配信や、行動に応じた配信の出し分け機能がないためです。

拡張ツール「Lステップ」を使えば、顧客の検討段階をタグで管理し、自動のセグメント配信が可能となります。資料請求からイベント来場、個別相談までの流れも、シナリオ配信や回答フォーム機能でまるごと自動化可能です。

検討フェーズが多く、セグメントを細分化する必要がある工務店・注文住宅では、Lステップの導入がほぼ必須と考えてください。

とはいえ、フェーズ設計からシナリオ構築までを内製のみで組み立てるのは簡単ではありません。「何から設計すればいいか分からない」という方は、ぜひ私たちFancyWebmateに一度ご相談ください。

» FancyWebmateに工務店・注文住宅のLINE構築・運用について相談する

工務店・注文住宅がLINE活用を始める5ステップ

工務店・注文住宅がLINE活用を始める際は、次の5ステップで進めるのが基本です。

  1. LINEアカウント全体の設計を行う
  2. LINE公式アカウントとLステップに登録する
  3. 友だち登録の導線と特典を作る
  4. フェーズ設計とリッチメニューを構築する
  5. 効果分析と改善を進める

STEP1. LINEアカウント全体の設計を行う

アカウントを開設する前には、必ず運用の全体像を先に固めてください。ここを飛ばすと、後工程がすべてちぐはぐになります。

具体的には、以下の4点を軸にして決めていきましょう

  • 誰を:ターゲットとなる見込み客像
  • どこから集めるか:各広告・SNS・自社サイトなどの流入導線
  • どう育てるか:検討段階に応じた追客シナリオ
  • どこで成約につなげるか:来場・個別相談などのゴール地点

LINEは単体で集客するツールではなく、各流入元からの見込み客を受け止める「受け皿」です。売上は 「インプレッション × 登録率 × 成約率」 の方程式で決まる点を意識しておきましょう。

ゴールから逆算した設計図があってはじめて、次の工程以降に一貫性が生まれます。

STEP2. LINE公式アカウントとLステップに登録する

次に、LINE公式アカウントとLステップのアカウントを開設します。不動産業界の公式LINEは設計が複雑になるため、Lステップの導入は必須です。

それぞれのアカウントを、以下のリンクから登録してください。

法人運用なら、信頼性の観点から「認証済アカウント」の申請がおすすめです。運用開始後の申請には手間がかかるため、なるべく登録直後に申請しておきましょう。

登録後は、第一印象と分析基盤を整えるため、以下を設定します。

  • あいさつメッセージ・自動応答を設定し、友だち追加直後の体験を整える
  • プロフィールに会社情報・施工エリアを明記する
  • Lステップ側で流入経路の計測タグを用意する

詳しい設定方法などは、以下の記事を参考にしてください。

STEP3. 友だち登録の導線と特典を作る

友だち登録の接点として、以下に挙げるような箇所すべてにQRコードを記載してください。

  • 自社サイト
  • 資料請求・来場予約のサンクスページ
  • XやInstagramなどSNS
  • YouTubeの概要欄
  • 配布チラシ
  • 見学会の現場

イベントの来場者にも声かけして、あらゆる接点から登録をお願いしましょう。

ただし、登録特典がないとなかなか登録してもらえません。登録を促すために、見込み客の悩みに刺さる特典を用意しましょう。

避けたい特典と効果的な特典の例をまとめたので、参考にしてください。

避けたい特典 ・Amazonギフト券などのバラマキ特典
・曖昧な「最新情報をお届け」のような誘導
・自社の会社案内や営業パンフレットのPDF
・「成約時に◯◯円割引」のようなハードルが高い特典
効果的な特典 ・失敗しない住宅会社選びチェックリスト
・騙されないための家づくりワード集
・家づくりの工程〜リフォームまで網羅したフルカラーPDF
・限定動画・リッチコンテンツ

「失敗したくない」という検討層の不安に応えるネガティブ訴求型の特典が、比較検討で選ばれる決め手になります。

STEP4. フェーズ設計とリッチメニューを構築する

各フェーズに応じた配信シナリオを設計し、検討段階に合わせた情報配信を構築します。

構築時のポイントは以下のとおりです。

  • リッチメニューに「来場予約・施工事例・資料請求・相談」の導線を集約する
  • ステップ配信は、検討段階に合わせて内容を最適化する
  • 1配信のCTA(行動喚起)は原則1つに絞る
  • 動画コンテンツを組み込み、顧客の不安を先回りで解消する

とくに重要なのが 「1配信1CTA」 の原則です。1つの配信に複数のCTAを詰め込むと、どれも押されないままスルーされやすくなります。

1配信あたりのCTAは、そのフェーズで進めたい行動ひとつに絞り込みましょう。

STEP5. 効果分析と改善を進める

運用を始めたら、最低限押さえるべき指標を計測し、改善を回します。指標は「日々の反応」と「成果」の2層で追うのが基本です。

計測する層 計測する内容
日々の反応 ・配信数
・反応数(タップなど)
・問い合わせ(CV)数
入口〜成果 ・友だち追加数
・来場予約率
・成約率

そのうえで、以下の手順で改善を進めます。

  1. どのフェーズで顧客が離脱しているかを分析し、ボトルネックを特定する
  2. 配信内容やタイミング、とくに冒頭2行のヘッドコピーをA/Bテストする
  3. 反応の良いパターンを横展開し、悪い箇所を差し替える

メッセージの改善にあたってとくに費用対効果が高いのは、配信冒頭2行のヘッドコピーです。トーク一覧のプレビューで開封が決まるため、ここのA/Bテストが反応数を大きく左右します。

なお、競合の施策が自社でそのまま通用するとは限りません。良い部分は参考にしつつ、自社のデータをもとに仮説検証を繰り返しましょう。

工務店・注文住宅がLINEを活用する5つのメリット

工務店・注文住宅がLINEを活用することで得られるメリットは、主に以下の5つです。

  1. 見込み客の情報を自動で収集・リスト化できる
  2. 長い検討期間でも配信で接点を維持できる
  3. 外出や現場作業の合間でも返信できる
  4. 問い合わせ・来場予約のハードルを下げられる
  5. 集客コストを大幅に削減できる

1. 見込み客の情報を自動で収集・リスト化できる

LINEではトークやアンケート内容を通じて、希望エリアや予算、土地の有無といった情報を自動で取得できます。

Lステップのような拡張ツールを使えば、取得した回答は顧客ごとに自動でタグ付け、リスト化されます。営業がヒアリングする前に必要な情報がそろうので、担当者の負担を大幅に削減可能です。

加えて、蓄積した見込み客リストと行動データは自社の資産として残ります。蓄積したデータを分析に回すことで、さらなる改善が見込めるでしょう。

2. 長い検討期間でも配信で接点を維持できる

LINEによる長期フォロー自動化の全体像。4つのステップ: リード獲得、ステップ配信、接点維持、成約の流れを示す4枚のカード。

LINEのステップ配信を使えば、検討段階に応じた情報を自動かつ継続的に配信可能です。営業担当者が動かなくても接点が維持されるため、長期検討の顧客を取りこぼしません。

これにより「資料請求はあったが、その後連絡が途切れた」という自然消滅を最小限に抑えられます。

またLINEはメールと違い、ミュートやブロックをされない限りほぼ確実に届く点も魅力です。トーク一覧に自社名が残るため、長い検討期間でも存在を忘れられにくくなります。

結果として、顧客の検討熱が高まったタイミングを逃さず、来場や相談へ誘導できます。

3. 外出や現場作業の合間でも返信できる

工務店の担当者は現場に出ていることが多く、日中の電話に出られないケースが少なくありません。折り返しが遅れるほど、顧客の熱は冷めていきます。

LINEなら手が空いたタイミングでメッセージを返せるため、対応の取りこぼしを減らせます。チャット形式で気軽にやり取りできる分、顧客との心理的な距離も縮まりやすいのが魅力です。

また「営業時間」や「アクセス」などの定型質問は、自動応答機能に任せられます。現場業務をしながらでも、一次対応のスピードを保てます。

4. 問い合わせ・来場予約のハードルを下げられる

電話やメールフォームに比べ、LINEは問い合わせのハードルが低いツールです。トーク画面で質問を送るだけで企業側に通知が届くため、顧客は身構えずに質問できます。

また、リッチメニューに「よくある質問」を置けば、定型的な質問は自動返信でさばける点も魅力です。

さらにLステップのカレンダー機能を活用し、リッチメニューに予約ボタンを設置すれば、24時間いつでも予約を受け付けられますわざわざ営業時間内に、担当者が対応する手間がありません。

LINEにより心理的なハードルを下げて、これまで取りこぼしていた顧客を逃さず拾い上げましょう。

5. 集客コストを大幅に削減できる

チラシやポスティングは、1回ごとにまとまった費用がかかる上、本当に効果があったのか読みにくいことも難点です。

一方、LINEなら一度友だちになってもらえれば、月額費用以外に追加コストをかけず何度でも情報を届けられます。効果測定もしやすいため、運用が長期になるほどLINEが優位性を持ちます。

また、蓄積した友だちリストは自社の資産となり、長期的な集客基盤になるでしょう。「広告費を抑える」ことと「安定した母集団を形成する」が両立できるLINEは、すべての不動産企業が取り入れるべきツールです。

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LINE活用の成功事例・テンプレを無料配布中

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工務店・注文住宅のLINE活用方法6選

ここからは、工務店・注文住宅のLINE活用方法を、以下の6つ紹介します。

  1. 来場予約・見学会受付を自動化する
  2. リッチメニューで導線を最適化する
  3. アンケートで顧客ニーズを把握する
  4. LINE内でコラムを配信し読了率を計測する
  5. 動画配信で顧客教育を最大化する
  6. OB顧客へアフターフォローを行う

1. 来場予約・見学会受付を自動化する

Lステップのカレンダー予約機能を使えば、顧客がLINE上で見学会や来場の予約を完結できます。加えて、予約受付からリマインド配信までを自動化すれば、当日のキャンセルや日程忘れを防げます。

顧客の離脱が起きやすいのは「興味あり」と返信後に手動で日程調整を挟む瞬間です。やり取りが往復するほど、顧客は面倒に感じて離れていきます。

LINEで自動化する際は、オファーと同時にカレンダー連携の日程調整を直接送り、その場で即予約させるのが離脱防止のポイントです。リマインドは前日と当日朝の2回に分けると、参加率はさらに安定します。

2. リッチメニューで導線を最適化する

リッチメニューはトーク画面下部に表示される、ビジュアル性の高いボタンメニューです。リッチメニューはLINEの機能でもタップ率がもっとも高く、効果的な導線設計には必須となっています。

工務店・注文住宅のLINEでリッチメニューに設定すべき主な導線の例は、以下のとおりです。

配置するメニュー例 内容
来場・見学会予約 ・モデルハウスの見学予約フォームへ遷移
・完成見学会などのイベント申し込み
無料カタログ請求 ・会社案内や施工事例集の郵送手配
・家づくりガイドなどPDF資料の即時ダウンロード
施工事例・ルームツアー ・Webサイトの事例ギャラリーページへ誘導
・InstagramやYouTubeのルームツアー動画視聴
資金計画シミュレーション ・LINE上で完結する簡単な予算診断
・住宅ローンの計算ツールや解説ページへ誘導
お客様の声 ・実際に家を建てた施主のインタビュー記事へ遷移
・家づくり体験談の動画視聴
店舗アクセス・会社概要 ・Googleマップと連携した展示場への経路案内
・営業時間や定休日、問い合わせ先などの基本情報

リッチメニューを設計する際は、以下の点にも注意してください。

  • 影なので必ず立体感を出してボタンと分かるようにする
  • 「最低限の文字+アイコン」のスッキリしたデザインにする
  • 初期設定を「常に表示」にしておく

とくに重要なのが、リッチメニューを常に開いた状態にしておくことです。常にCTAが見え、予約率が1.3〜1.5倍向上するとされています。

3. アンケートで顧客ニーズを把握する

友だち追加時のアンケートで、顧客の以下の情報を把握します。

  • 名前
  • 購入の検討時期
  • 土地の有無
  • 建築希望エリア
  • 希望予算
  • 家族構成 など

取得した回答内容にタグを付与し、その後のセグメント配信に活用しましょう。

ただし、設問が多く複雑だと4割前後が離脱するため、質問数は最小限に絞るのが鉄則です。目安として、質問が7個を超えると離脱が増えるため、6個以下に抑えましょう。

回答形式も重要です。「建築時期はいつか」などはラジオボタンでの選択式にすると、回答率が改善します。自由記述は、必要最小限にとどめましょう。

アンケートで顧客ニーズを把握しておけば、顧客の状況を理解したうえで提案できるため、来場後の商談精度も上がります。

4. LINE内でコラムを配信し読了率を計測する

Lステップのリッチテキスト機能などを使えば、記事のように読める家づくりコラムをLINE内で配信できます。外部サイトに飛ばさずLINE内で完結するため、離脱が起きにくいのが利点です。

「土地探しのコツ」「資金計画の立て方」などを読み物にして、比較検討層を育てましょう。専門知識をかみ砕いて届けることで、自社の信頼性も高まります。

記事の最後に「LINEに戻る」ボタンを設置すれば、何人が最後まで読んだか(読了数)を計測できる点もメリットです。

読了率の高いコラムは、顧客の関心が強いサインです。その切り口を、その後の配信や来場誘導のフックに転用して改善を回しましょう。

5. 動画配信で顧客教育を最大化する

動画を使った顧客教育の効果を比較する図。左はテキストのみの配信、右は動画入りで成約率が基準の1.3~1.5倍に上がることを示す。

注文住宅は高額かつ後悔できない買い物のため、顧客は「失敗したくない」という不安を強く抱えています。この不安に正面から応えるのが、動画コンテンツです。

「失敗しない家づくり」「騙されないための解説」といったネガティブ訴求型の動画は、検討層に強く刺さります。テキストだけのシナリオより、動画を組み込んだシナリオのほうが成約率は1.3〜1.5倍ほど高まるとされています。

とくに効果的なのが、社長や設計担当者が顔出しで語る動画です。文章だけでは伝わりにくい安心感や人柄を、動画なら直感的に届けられます。

「誰がつくる家なのか」が見えることは、信頼感の向上に大きく貢献します。

6. OB顧客へアフターフォローを行う

住宅を引き渡した後のアフターフォローも重要です。

定期点検やメンテナンス情報をLINEで配信し、関係の継続を目指しましょう。「住んでからも気にかけてくれる」という安心感は、顧客満足度に直結します。

既存顧客が家族や友人を紹介し、来社やアンケート回答で特典を受け取れる紹介キャンペーンをLINEで実施するのも有効です。満足度の高いOB顧客からの紹介は、広告費をかけずに獲得できる質の高い見込み客につながります。

加えて、丁寧なアフターフォローはリフォームや増改築の需要が生まれたタイミングを逃さず、再受注にもつなげられます

【弊社事例】工務店・注文住宅のLINE活用に成功した2つのパターン

ここからは、私たちFancyWebmateが支援し、工務店・注文住宅のLINE活用で成果を上げた事例を紹介します。

イベント来場率を5%→15%(3倍)に改善した事例

ある地方の注文住宅会社では、配信やリッチメニューを置いてはいたものの、予約までの導線が不明確なまま運用されていました。せっかくの友だちが、予約という行動につながっていなかったのです。

そこで、すぐ予約したい層だけでなく、比較検討中の「浅い層」も取り込む前提で、予約導線をゼロから設計し直しました。登録特典とセグメント配信で母数全体を最大化し、図書カードなどのプレゼント企画に頼らず集客できる状態を作りました。

この再構築により展示会イベントの来場率を5%→15%(3倍)に引き上げ、結果、CPA(顧客獲得単価)の大幅な削減に貢献しています。

顔出し動画の教育で開封率80%・問い合わせ獲得を達成した事例

Slide titled '高単価不動産のLINE活用事例' showing two left cards for strategies (video-based scenario delivery and LINE registration funnel) and a right '結果' panel with 80%+ open rate and a points reward graphic for users.

注文住宅のような高額・高検討の商材は、テキストだけでは信頼を作りきれません。そこである住宅会社では、LINEへの登録導線とシナリオ配信を一式で構築し、顔出し動画による教育を実施しました。

長尺動画の台本提供から対応し、社長や担当者が語る動画で安心感を演出しています。これは「どんな人がつくる家なのか」を見せることに振り切った設計といえます。

その結果、登録者に対する動画の開封率は80%超え、そのうち約半数が問い合わせにつながりました。高額で検討の重い注文住宅ほど、動画による教育が成約への近道になることを示す事例です。

工務店のLINE活用についてよくある質問

工務店・注文住宅のLINE活用についてよく寄せられる質問にお答えします。

Lステップ(エルステップ)は怪しいツールではありませんか?

Lステップは決して怪しいツールではありません。LステップはLINEヤフー社のAPIに正式対応した公式の拡張ツールで、不動産業界では幅広く導入されています。

不動産業界でLINEを活用するには、セグメント配信やスコアリングなど、LINE公式アカウント単体ではできない機能が必須です。そのため、不動産でLINEを導入する際は、Lステップも必須であることを覚えておきましょう。

ここで注意すべきは、ツールではなく「業者選び」です。全体設計をせずリッチメニューを作るだけで高額請求する悪質な業者もいるため、設計から運用まで一貫支援できるパートナーを選びましょう。

LINEはどこの国の企業ですか?業務で使ってセキュリティは大丈夫ですか?

LINEは、国内のLINEヤフー株式会社が運営するサービスです。LINEを用いたマーケティングは、あらゆる業種で一般化しています。

LINE公式アカウントは個人LINEと異なり、担当者1人に運用を依存しません。そのため、情報漏えいや退職時の顧客持ち逃げを防げます

Lステップなど外部ツールを用いて権限管理やモニタリングを設定し、取得する個人情報をプライバシーポリシーで明示すれば、さらにセキュリティ対策を強化可能です。

【まとめ】工務店・注文住宅のLINE活用は「フェーズ設計」が成否を分ける

工務店・注文住宅でのLINE活用は、検討期間の長い住宅業界で、長期の追客から来場・成約までを自動化できる強力なマーケティング基盤となります。そして、その成否を分ける最大のポイントが「フェーズ設計」です。

顧客を「資料請求→来場→個別相談」の各フェーズに区切り、適切に配信を出し分けることで、ブロックを防ぎつつ検討を前に進められます。

一方で、フェーズ設計やシナリオ構築、効果分析など、LINEマーケティングに求められる専門スキルは多岐にわたります。これらを自社のリソースだけで実現し、改善し続けるのは簡単ではありません。

私たちFancyWebmateは、LINEマーケティング支援400社以上の実績を持つLステップ認定コンサルタントです。400社超の認定コンサルタントの中で運用成績は常にTOP3以内に入っており、高品質な公式LINEの構築をお約束いたします

「何から手をつければいいか分からない」とお考えの担当者の方は、ぜひ以下のリンクからお気軽にご相談ください。

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