Lステップとエルメ(L Message)を徹底比較!料金・機能・デメリットまでLINEのプロが解説
費用・代行でお悩みならまず無料相談
- Lステップ認定代理店ランキング5ヶ月連続1位
- 累計300社超の支援実績
- ご相談は無料・相談後の流れも明確
「LINE公式アカウントの機能を拡張したいが、どのツールを選べばよいのか分からない」
「Lステップとエルメって具体的にどう違うの?月額料金は?」
「一度導入したツールを、あとから乗り換えられるのか不安」
Lステップとエルメは、どちらもLINE公式アカウントの拡張ツールです。それぞれ機能や価格に違いがあり、業種によって適したツールが異なります。
| 比較軸 | Lステップ | エルメ(L Message) |
| 機能 | 分岐設計と分析の自由度が非常に高い | 標準搭載の機能量が多い |
| 料金 | 配信通数でプランが上がる | 友だち数でプランが上がる |
| 配信通数の上限 | プランごとに上限あり | 有料プランは無制限 |
| 操作性 | 設定項目が多いが多機能 | シンプルで自走しやすい |
| サポート・外注先 | 認定制度があり、対応業者が多い | 対応業者は限られる |
ただし、表だけで違いを見比べても、自社に合う選択にはなかなかたどり着けません。
そこで本記事では、機能・料金・配信通数・操作性・サポートの5軸比較から、Lステップとエルメの違いや乗り換え時の注意点、目的別の選び方までを、弊社の知見を踏まえつつ網羅的に解説します。
自社でどのツールを使うべきかの的確な判断材料となりますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、弊社FancyWebmateは、Lステップ認定代理店・認定コンサルタントとして累計400社以上のLINE構築・運用を支援してきました。ツール選定の段階からのご相談にも数多く対応してきた知見をもとに、貴社に合う選択をお手伝いさせていただきます。
ツール選びに迷うご担当者様は、ぜひ以下のリンクからお気軽にご相談ください。
» FancyWebmateにLINEツールについて相談してみる
LINE公式アカウントとLステップ・エルメ(L Message)の関係

まずは「LINE公式アカウント」「Lステップ」「エルメ」の違いについて、それぞれ確認していきましょう。
「LINE公式アカウント」は自社LINE運用に必須のサービス

「LINE公式アカウント」は、LINEヤフー株式会社が提供するサービスです。企業が公式LINEを運用するうえで、必須のツールとなります。
料金プランは3種類存在し、月額料金は以下のとおりです。
| プラン | 月額料金(税込) | 無料メッセージ通数 |
| コミュニケーション | 0円 | 200通 |
| ライト | 5,500円 | 5,000通 |
| スタンダード | 16,500円 | 30,000通 |
※2026年8月時点
ライトプランまでは、無料メッセージ通数までしかテキストを送信できません。一方、スタンダードプランでは従量課金により、3万通を超えてもメッセージを配信可能です。
LINE公式アカウントの標準機能でも、企業のLINE運用に必要な機能はすべて利用できます。複雑なメッセージの出し分けや顧客管理が不要であれば、LINE公式アカウント単体で十分です。
一方、回答内容や行動に応じたメッセージ分岐や流入経路ごとの成果分析まで組み込みたい場合、Lステップやエルメなどの拡張ツールが必要になります。
「Lステップ」は多機能で分析に強いLINE拡張ツール

「Lステップ」は、ソーシャルデータバンク株式会社が提供するLINE専用の拡張ツールです。LINE公式アカウントに接続して機能を拡張するもので、数多くの有用な機能を備えています。
とくに、業種を問わず多用する機能は、以下の3つです。
- 条件分岐:アンケートの回答や押したリンクに応じて、次に届くメッセージを切り替える
- セグメント配信:「リッチメニューを押した人だけ」のように、対象を絞って配信する
- 流入経路分析:広告・SNSなど、どの経路から来た友だちが成約したかを追う(プロプラン以上)
Lステップは導入実績が多く、運用ノウハウや対応できる業者の数も豊富です。設計の自由度と分析の深さを求める事業者に向いたツールとなります。
私たちFancyWebmateも、Lステップの認定代理店・認定コンサルタントです。Lステップについて詳しい相談をしたい方は、以下のリンクから詳細を確認してみてください。
「エルメ」は低コストで運用可能なLINE拡張ツール

「エルメ(L Message)」は、株式会社ミショナが提供するLINE専用の拡張ツールです。Lステップと同じく、LINE公式アカウントに接続して利用します。
エルメ最大の魅力は、低コストで運用可能な点です。フリープランでも月1,000通までは機能無制限で使用できます。
そのほかのメリットは、以下のとおりです。
- 分析機能:流入経路分析・クロス分析をフリープランから利用できる
- 販売・予約:カレンダー予約や商品販売の導線を標準搭載している
- 操作性:画面がシンプルで、専任担当を置けない事業者でも自走しやすい
エルメは、初期費用を抑えて始めたい事業者や、友だち数に対して配信頻度が高い運用に向いています。
【注意】拡張ツールは1アカウントに1つしか接続できない
LINE公式アカウント1つにつき、使える拡張ツールは1つのみです。1つのLINE公式アカウントに、Lステップとエルメを同時接続することは原則できません。
両方を入れて並行稼働し、A/Bテストを行うのも、基本的に不可能です。どうしても両方を触って確かめたい場合は、LINE公式アカウント自体を分ける必要があります。
「入れてから考える」ことができないため、導入前にどちらを使うか見極めることが、LINE運用を成功させるうえで重要です。
Lステップとエルメを5つの軸で徹底比較

ここからは、Lステップとエルメを次の5つの軸で比較します。
- 機能
- 料金プラン
- 配信通数の上限
- 操作性・使いやすさ
- サポート体制
1. 機能の比較
Lステップとエルメの機能をただ比較してもわかりにくいため、利用頻度が高いものに絞って比較表を作成しました。
| 比較軸 | Lステップ | エルメ(L Message) |
| 配信の出し分け (シナリオ配信) | ◎:相手の反応に応じて細かく分岐可 | △:決まった順番に流す配信が中心 |
| 友だちの分類・管理 (タグ・友だち情報) | ◎:個人情報の格納も可 | ◯:タグを付けて分類 |
| 登録経路ごとの分析(流入経路分析) | ◯:プロプラン以上で利用可 | ◎:標準搭載 |
| 複数条件のかけ合わせ分析 (クロス分析) | ◯:プロプラン以上で利用可 | ◎:標準搭載 |
| 外部ツール連携 | ◎:API連携可 (プロプラン以上+月額11,000円) | △:限定的 (AI接続のみ) |
| 決済・商品販売 | ◯:外部システム連携で実現 | ◯:販売導線を標準搭載 (決済はStripe/UnivaPay連携が必要) |
| 予約管理 | ◎:対応 | ◎:対応 |
| 導入実績・対応業者数 | ◎:多い | △:Lステップより少なめ |
分岐設計の緻密さではLステップ、標準の機能量ではエルメに分があります。例えば、エルメは標準で流入経路分析が使えますが、Lステップはプロプラン以上でないと使えません。
一方、全体的な設定の自由度は、Lステップのほうが高い傾向にあります。配信の作り込みや分析の掘り下げを積極的に行いたい企業は、Lステップを選ぶべきです。
自社が使う機能が、どのツールのどのプランに含まれるかを比較すれば、最適なツールが見えてきます。
2. 料金プランの比較
次に、Lステップとエルメの料金を2026年8月段階の内容で比較します。
Lステップの料金プランは、以下のとおりです。
| プラン | 月額料金(税込) | 配信通数 |
| フリー | 0円 | 〜200通 |
| スタート | 5,000円 | 〜5,000通 |
| スタンダード | 21,780円 | 〜30,000通 |
| プロ | 32,780円 | 〜50,000通 |
※2026年8月時点
一方、エルメの料金プランは次のようになります。
| プラン | 月額料金(税込) | 配信通数 | 友だち数 |
| フリー | 0円 | 月1,000通 | 〜5万人 |
| スタンダード | 10,780円 | 無制限 | 〜5万人 |
| プロ | 33,000円 | 無制限 | 〜10万人 |
※2026年8月時点
プランはLステップが配信通数、エルメが友だち数を基準としています。例えば、友だち数が3,000人で月10通=3万通配信するとしたら、それぞれの料金は以下のとおりです。
- Lステップ:21,780円(税込)
- エルメ:10,780円(税込)
逆に、友だちが多く配信頻度の低い運用では、Lステップのほうが安く済むケースもあります。
また、無料プランの条件も異なります。Lステップのフリープランは月200通までしか配信できず、実運用には向いていません。
一方、エルメは友だち数5万人・月1,000通まで期限なしで使えるため、無料で試すならエルメに分があります。
なお、拡張ツールの月額はLINE公式アカウント利用料とは別にかかります。料金は、自社の想定する「友だち数」と「月間配信通数」を見積もり、合算した予算で比較しましょう。
3. 配信通数上限の比較
配信通数は、上限そのものと「何を1通と数えるか」の両方が各ツールで違います。
| 比較軸 | Lステップ | エルメ(L Message) |
| 通数の上限 |
・フリー:200通 ・スタート:5,000通 ・スタンダード:30,000通 ・プロ:50,000通 |
・フリー:月1,000通 ・スタンダード以上:無制限 ※エルメ側の配信数のみ |
| カウント対象 |
・一斉配信 ・シナリオ配信 ・リマインダ配信 ・個別トーク ・テスト送信 (あいさつ・自動応答は対象外) |
エルメから送るすべてのメッセージ (あいさつ・自動応答も含む) |
配信頻度が高い運用では、有料プランの配信数が無制限のエルメに分があります。ただし、エルメはあいさつメッセージや自動応答も1通とカウントする点に注意してください。
あいさつメッセージや自動応答の利用が多い運用においては、Lステップのほうがコスト面で有利になる可能性があります。
注意したいのが、LINE公式アカウント側の上限です。拡張ツールとLINE公式アカウントにはそれぞれ別に通数の上限が設定されていて、配信できるのは2つの上限のうち少ないほうまでです。
例えば、Lステップのスタンダードプラン(30,000通)を契約していても、LINE公式アカウントがライトプラン(5,000通)のままなら、実際に送れるのは5,000通までとなります。
拡張ツール側だけプランを上げてしまうのは、起きやすい失敗といえます。通数不足と無駄な支払いを防ぐには、LINE公式アカウントと拡張ツールの両方のプランをそろえて検討してください。
4. 操作性・使いやすさの比較
操作性については、エルメに分があります。エルメは画面がシンプルで設定項目が絞られており、社内に専任担当者を置けない事業者でも、自走しやすい設計です。
一方のLステップは、機能が多いぶん設定項目も多く、初期構築に時間がかかる傾向があります。ただし、一度覚えれば運用効率は高く、複雑なシナリオも組める点が強みです。
機能のシンプルさを求めるならエルメ、将来的な拡張性や運用効率を重視するならLステップを選ぶとよいでしょう。
もし「Lステップを導入したいけど、扱い切れるか不安」というご担当者様は、Lステップの運用支援を業者に頼む手もあります。
弊社FancyWebmateでもLステップ運用の支援を承っているので、ぜひ気軽にご相談ください。
5. サポート体制の比較
相談できる窓口の多さでは、Lステップに分があります。Lステップは公式の手厚いサポートに加え、認定代理店・認定コンサルタントの制度があり、外部の専門家に依頼しやすくなっています。
公開されている解説記事や導入事例の数も多く、自力で調べて解決できる余地が大きい点も魅力です。
一方、エルメは対応できる業者の数がLステップほど多くありません。社内で完結させる前提なら問題になりませんが、外部委託の選択肢は狭くなります。
そのため、外部委託の可能性があるならLステップ、社内で完結させるならエルメがおすすめです。ちなみに弊社では、多くの企業にLステップの導入をおすすめしています。
Lステップ・エルメのデメリットと共通する注意点

Lステップとエルメには、それぞれ個別のデメリットと共通する注意点があります。
以下3つの項目で詳しく解説するので、参考にしてください。
- Lステップのデメリット
- エルメのデメリット
- 両ツールに共通する注意点
Lステップのデメリット
Lステップの主なデメリットは、次の3点です。
- 主要な分析機能がプロプラン以上に集中している
- 無料期間終了後、最低3ヶ月は解約できない
- 設定項目が多く、初期構築の学習コストが高い
Lステップの流入経路分析やクロス分析は、月額32,780円のプロプランでなければ使えません。API連携を検討する場合では、さらに月額11,000円の有料オプションが必要です。
また、Lステップには最低利用期間があり、お試し期間終了後、最低3ヶ月は解約できません。課金が開始された後、合わないと感じてもすぐには抜けられない点に注意してください。
さらに、エルメと比較した学習コストの高さも無視できません。設定項目が多いため、社内に担当者を置けない企業では、構築代行を含めた費用で考える必要があります。
Lステップは高機能である反面、使いこなす前提がそろっていなければ費用対効果が下がります。上記の3点は、導入前に必ず織り込んでおきましょう。
エルメのデメリット
エルメのデメリットは、次の3点です。
- 有料プランから無料プランへのダウングレードができない
- 決済機能はエルメ単体で完結しない
- 複雑な条件分岐にはLステップほど対応できない
有料プランからフリープランへ戻すことができない点は、フリープランに分があるエルメにとって大きなデメリットです。戻すには接続の解除が必要で、友だち情報やシナリオなどエルメ内のデータはすべて削除されます。
また、商品販売の導線自体は標準搭載されていますが、決済処理にはStripeまたはUnivaPayとの契約・連携が別途必要です。
さらに、検討期間の長い高額商材などで細かい条件分岐を利用したい場合、構築の自由度の面で不便を被る可能性があります。
エルメは手軽さと引き換えに、設計面での制限が大きい点を理解しておきましょう。
両ツールに共通する注意点
LINE拡張ツール全般に当てはまる注意点としては、以下の3つがあります。
- LINE公式アカウントの利用料が別途かかり、配信通数は少ないほうの上限が適用される
- 拡張ツールは原則1つしか接続できないため、併用や並行稼働ができない
- 認知がない状態では、どちらを導入しても成果は出にくい
とくに3つ目は、弊社が繰り返しお客様にお伝えしている内容です。LINEは集めた見込み客を受け止める受け皿であり、LINE自体に拡散力はありません。
LINEは、広告やSNS、Web検索からの流入があってはじめて機能します。ツールの弱点と前提条件を理解したうえで拡張ツールを選ぶことが、導入後の失敗を防ぐポイントです。
【目的別】Lステップ・エルメがそれぞれ向いている事業と考え方

弊社が累計400社以上を支援してきた経験を踏まえて、どのような事業にLステップ・エルメのどちらが向いているかを解説します。
Lステップが向いている事業

Lステップは、検討期間が長く、段階的な情報提供が必要な商材を扱う事業に向いています。弊社の支援実績のうち、とくにその傾向が強い業種と件数は以下のとおりです。
| 業種 | 弊社の支援件数 |
| オンラインスクール・講座 | 50件以上 |
| 不動産・注文住宅 | 40件以上 |
| クリニックなどの医療機関 | 20件以上 |
| EC・ギフト | 10件以上 |
| 美容室・整体院などの店舗 | 10件以上 |
| 工務店・設備 | 10件以上 |
| 採用活動(介護・専門職など) | 10件以上 |
| 金融 | 10件以上 |
| 税理士法人などの士業 | 5件以上 |
いずれの業種も、購入や契約までに複数回の配信が必要です。そのため、相手の検討度合いに応じて配信内容を変える価値が高い業種といえます。
また、BtoBや採用など、成約まで複数回の接触を要する用途でも効果が高いです。顧客管理と分析まで踏み込んで売上を設計したい事業者には、Lステップが向いています。
エルメが向いている事業

エルメは、配信通数が多く、コストを抑えて運用したい事業に向いています。とくに効果的なのは、店舗系のように配信頻度が高い業態です。
例えば友だち3,000人に週1回配信すると、月12,000通に達します。12,000通配信するには、Lステップなら月額21,780円のスタンダードプランが必要ですが、エルメなら月額10,780円のプランで運用が可能です。
また、LINE上で商品を直接販売したい企業にも向いています。エルメは商品販売やカレンダー予約、フォーム機能を標準搭載しているため、単一のツールで購入までの導線を組めます。
社内で完結させたい企業や低コストで始めたい事業者は、エルメの利用を検討しましょう。
店舗・治療院など「数値が取りにくい業態」の考え方
美容室・整体院・接骨院などの店舗系は来店データを計測していないケースが多く、導入前後の数値比較が困難です。弊社が支援した店舗でも、過去にリピート率を計測できていない事業者は珍しくありませんでした。
この場合は、数値ではなく仕組みが回るかどうかで判断します。来店時のカウンセリングや問診をLINEで取得し、その情報をもとに施術後の経過確認や次回来店の提案、物販の案内を配信するように設計します。
このパターンは、複雑な分岐より配信頻度を上げることが重要なので、通数無制限のエルメと相性が良いです。数値が取りにくい業態こそ、導入前に「誰に・何を・何回届けるか」を決めておきましょう。
判断に迷ったときの考え方
LINE拡張ツールは機能の多さで選ぶと、使わない機能に費用を払い続けることになりやすいです。反対に安さで選ぶと、必要な設計ができずに頓挫しやすくなります。
使うツールに迷ったときは、以下の順序で現状を整理してみてください。
- 友だち数と月間配信通数を見積もる
- 必要な機能を洗い出す
- その機能が含まれるプランを比較する
ただし、この3ステップで比較できるのはツールの費用だけです。判断の主軸としたいのは、LINEの費用を売上が上回るかどうかです。
売上分を回収するには、LINEに見込み客を集める設計が必要となります。現に、広告やSNS、既存顧客リストなど、送客できる相手がいる事業なら、弊社の支援実績でも投じた費用に見合う成果につながっています。
反対に、集客の入口がない状態では、どちらのツールを導入しても成果は出ません。配信する相手がいないためです。
LINE運用を外注する場合は、ツール費用とは別に支援費用もかかります。ツールを契約する前には、運用設計を必ず固めておきましょう。
費用・代行でお悩みならまず無料相談
- Lステップ認定代理店ランキング5ヶ月連続1位
- 累計300社超の支援実績
- ご相談は無料・相談後の流れも明確
ツールを乗り換える(移行する)ときの3つの注意点

すでにLステップかエルメのいずれかを使っていて、乗り換えを検討している方向けの注意点を、以下の3つ解説します。
- これまで作った配信の設定は引き継げない
- 同時に動かせないため配信が止まる期間ができる
- 解約時期によっては料金が二重払いになる
1. これまで作った配信の設定は引き継げない
これまで拡張ツール内で作った配信の設定は、相互で引き継げません。
具体的に引き継げない項目は、次の3つです。
- シナリオ:登録直後から自動で流れる配信の順番と内容
- タグ:友だちを興味や属性ごとに分類しておくラベル
- 回答フォーム:アンケートや申し込みを受け取る入力欄
ツールを乗り換える際は、これらをゼロから組み直すことになります。作り込んだアカウントほど再構築の負担が重くなるため、注意してください。
2. 同時に動かせないため配信が止まる期間ができる
同じLINE公式アカウントで、Lステップとエルメの同時稼働はできません。稼働中のツールとの連携を切り、新しいツールと再連携する作業が必要です。
ツールとLINE公式アカウントが連携されていない間、配信は止まります。ただし、工夫次第で停止期間の短縮が可能です。
例えばエルメには、テスト用のLINE公式アカウントを事前に構築しておき、本番アカウントへワンクリックで入れ替えられる機能があります。それでも切り替えの前後には確認作業が発生するため、繁忙期やキャンペーン期を避けて切り替えることが重要です。
3. 解約時期によっては料金が二重払いになる
拡張ツールを乗り換える際は、新しいツールを契約して構築を始めてから旧ツールを解約するため、両方の月額が同時に発生する期間ができます。
加えて、Lステップは無料期間の終了後、最低3ヶ月は解約できません。手続きも利用期間の満了日の前日までに完了させる必要があり、遅れればさらに1ヶ月分が上乗せされます。
エルメは月ごとに解約できるものの、有料プランからフリープランへそのまま戻すことはできません。
重複期間を最小限に抑えるには、旧ツールを解約できる日を先に確認し、そこから逆算して新ツールの契約日を決めましょう。
導入後にかかる運用コストと外注の判断基準

Lステップとエルメのどちらを選んでも、導入後には配信を回し続けるための工数と費用がかかります。弊社が400社以上を支援してきたなかで成果を分けていたのも、ツールの選択より運用体制でした。
ここからは、社内で回す際の工数と運用を外注するケースの費用相場、そして業者選びの基準を順に見ていきます。
最も多い失敗は「作っただけで終わる」こと
LINE運用で最も多い失敗は「初期構築だけ済ませ、その後の改善が止まる」パターンです。
初期構築がしっかりできていても数字を見て直す人がいなければ、そのまま放置されてしまいます。結果、反応が落ちても原因がわからず、配信が形骸化してしまうでしょう。
弊社が支援した改善事例では、しばらく連絡していなかった友だちに送る内容と順番を組み直しただけで、月16件の商談が生まれました。ツールを変えたわけではなく、送るものと順番を変えただけです。
つまり、成果を分けるのは導入時の作り込みではなく、配信したあとに直し続けられるかです。どんなツールを選ぶ場合でも、この前提は変わりません。
社内運用にかかる工数と必要なスキル

LINE運用は「文章を書いて配信する」だけの作業ではありません。1回の配信ごとに、次の5工程が毎回発生します。
- 誰に送るかを決める
- 文章を書く
- 送る相手を絞り込む設定をする
- テスト配信で表示を確認する
- 送ったあとの開封や反応の数字を確認する
しかもこの5工程には、企画・ライティング・デザイン・分析という多様なスキルが必要です。兼任の担当者が異動や退職でいなくなると更新が止まり、配信が形骸化するケースは多く見られます。
たとえ操作が手軽なエルメを選んでも、回す人がいなければ成果は出ません。ツールを決める前に、誰がこの5工程を担うのかを確認してください。
運用代行業者の費用相場
外注するケースの費用相場も押さえておきましょう。LINE運用にかかる費用は、次の4つで構成されます。
- LINE公式アカウントの月額料金
- 拡張ツール(Lステップ・エルメ)の月額料金
- 初期構築・設定費用
- 運用・保守サポート費用
このなかで外注費は3と4で、それぞれの相場は以下のとおりです。
| 費用項目 | 相場 |
| 初期構築・設定 | 80〜100万円 |
| 運用・保守(月額) | 15〜20万円 |
| 年間予算(構築+運用) | 200〜400万円 |
月額の運用費には、配信やシナリオの改善、月次レポート、効果測定と改善提案までが含まれます。ちなみに弊社のケースでは、初期構築は50〜70万円ほどです。
外注費を考慮すると、社内で回すか外注するかで、全体の総額は大きく変わります。
外注先を選ぶときの判断基準
同じ「構築代行」を選ぶ場合でも、業者によって対応範囲と料金は大きく異なります。料金の目安も幅広く、以下のようになります。
| 依頼範囲 | 料金の目安 |
| 初期構築のみ | 5〜100万円 |
| シナリオ設定まで | 50〜100万円 |
| 戦略設計・分析まで | 100万円以上 |
依頼の見積もりを取る際は、内訳に以下の内容が含まれているかを確認してください。
- 何を目標にするかの設計
- 送る内容と順番の設計
- 配信する文章と画像の制作
- 実際の配信作業
- 数字の確認と改善の提案
極端に安い業者には、とくに注意してください。初期構築だけでその後のサポートがないと、自社のみで運用しきれない可能性があります。
業者選びで最も差が出るのは、納品して終わりか、配信後の数字を見てサポートしてくれるかという点です。そのため、必ず複数業者でヒアリングを受け、相見積もりを取りましょう。
弊社FancyWebmateへの相談も、いつでも受け付けています。詳細は、以下のページをご覧ください。
Lステップとエルメを比較している方からよくある質問

Lステップとエルメを比較している方から、よくよせられる質問にお答えします。
Lステップとエルメはどこの会社が提供していますか?
Lステップは「ソーシャルデータバンク株式会社」、エルメは「株式会社ミショナ」が提供しています。どちらも国内の企業が運営しているため、海外企業への懸念がある方でも安心して使用可能です。
乗り換えるなら、どちらの方向が大変ですか?
乗り換え作業の負担は、どちらもほぼ同じです。ただしLステップには最低利用期間があるため、抜けるタイミングの制約はLステップのほうが強くなります。
ただしエルメへ移る際は、Lステップで作った詳細な分岐を再現できないこともあります。乗り換え前に、いま使っている分岐が本当に必要かを整理しておきましょう。
拡張ツールを入れると、LINE公式アカウントの料金は変わりますか?
拡張ツールを入れても、LINE公式アカウントの料金は変わりません。拡張ツールの月額が、別途上乗せされるだけです。
ただし送れる通数は少ないほうの上限が適用されるため、プランは両方あわせて見直してください。
【まとめ】Lステップ・エルメは目的から逆算して最適なものを選ぼう|迷ったらFancyWebmateへ相談を

LステップとエルメはどちらもLINE公式アカウントを拡張するツールです。しかし、料金体系や機能は根本的に異なります。
弊社基準で選び方の軸を整理すると、次のとおりです。
| 内容 | Lステップが向いている企業 | エルメが向いている企業 |
| 商材 | 検討期間が長く、段階的な情報提供が必要 | 単価が低く、リピートで積み上げる |
| 配信 | 相手ごとに条件を細かく分けたい | 全体への配信頻度が高い |
| 運用体制 | 状況によっては外部委託したい | 社内で完結させたい |
| 予算 | 機能と分析に投資できる | 低コストで始めたい |
どちらを選ぶ場合でも、友だち数と月間配信通数を先に見積もっておきましょう。最適なプランを選択することで、コストを最小限に抑えられます。
そのうえで、社内でLINE運用を回しきれるかも確認してください。LINEは一度作って終わりではなく、内容の作成から効果測定までを毎月のように繰り返す必要があります。
専任の担当者を確保できない場合は、構築や運用を外注する選択肢もあります。外注する際は、配信後の数字を見て改善まで伴走してくれる業者を選ぶのがおすすめです。
弊社FancyWebmateは、Lステップ認定代理店・認定コンサルタントとして累計400社以上のLINE構築・運用を支援してきました。
「どちらのツールが自社に合うか」「そもそも拡張ツールが必要か」という段階からでも大丈夫ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
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