Lステップリッチメニューを徹底解説【成約率を上げる設定とコツ】
Lステップを導入したものの、次のような悩みで手が止まっていませんか。
- Lステップを導入したものの、リッチメニューのタップ率が上がらず、売上につながらない
- そもそもリッチメニューをどう設計すればよいのか分からない
- デザインや設定で気をつけるべきポイントが知りたい
もしあなたが、リッチメニューの設計や運用においてこのような根本的な課題に直面しているなら、この記事が解決の糸口となります。
Lステップのリッチメニューは、単なる導線ではなく、ユーザーの視界に常に固定される「効果的なCTA(コール・トゥ・アクション)」です。このポテンシャルを引き出すためには、画像規格を守ることに加え、LINE登録されている友だちの状況に応じてメニュー内容を自動で変える設計などが必要になります。
本記事では、300社以上のLINEマーケティング支援実績を持つ私たちFancyWebmateが、CVR(成約率)向上を目指すための戦略について解説します。
なお、Lステップの運用やリッチメニューの設計・運用に不安がある方は、私たちにご相談も可能です。Lステップ認定コンサルタントとして、運用で躓いているポイントを取り除き、安心して運用できるマーケティングチャネルに進化させます。
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目次
Lステップのリッチメニューの特徴とは?

Lステップのリッチメニューをフル活用するためには、スタンダードプラン以上の契約が必要です。
標準のLINE公式アカウントにはない、Lステップならではの機能を見ていきましょう。
高度なセグメント機能
セグメント機能とは、特定の条件に当てはまるユーザーをグループ分けする機能のことです。Lステップではタグや属性、購入ステータスに基づき、メニューを動的に切り替える「個別の出し分け」が行えます。
具体的には、未購入者にはサービス紹介、既存顧客にはマイページを表示するなどの出し分けが一般的です。性別や年齢に応じたデザインの最適化や、アンケート回答をトリガーに「限定特典メニュー」へ自動更新する運用も活用例のひとつです。
ユーザーごとに最適な導線を自動提供することで、無駄な情報を省き、成約率の向上を狙えます。
多様なアクション機能
Lステップのリッチメニューは、単なるリンク集ではありません。ボタンを押した瞬間に、接客を補助するような体験を自動で提供できるのが大きな特徴です。
具体的には、Lステップの機能を組み合わせることで以下のようなことがLINE公式アカウント上で実現できます。
- タグ付与:ボタンをタップした瞬間に「この人はこの商品に興味がある」という情報を自動で記録し、後でその人に合った案内を送れるようになります。
- シナリオ配信:お客様が選んだ内容に合わせて、その場で役立つメッセージを自動で送り始め、購入したい気持ちを自然に高めます。
- 回答フォーム:別のサイトに移動する手間なく、LINEの画面内でそのままアンケートや予約ができるので、離脱を防ぎやすくなります。
これらを組み合わせることで、リッチメニューが単なる「画像」から、自動で案内できる導線へと進化します。
デザインの自由度
Lステップの「スタンダード」以上のプランでは、最大20個のタップ領域を自由な位置に設定することが可能です。
標準のLINE公式アカウントでは決められたテンプレートから選ぶ形式ですが、Lステップでは画像上の座標を1ピクセル単位で指定できるため、デザインの制約が少なくなります。
この柔軟性を活かすことで、自社のブランドイメージに合わせた独自の世界観をLINE上で再現でき、直感的な操作を促すクリエイティブなCTA設計が可能になります。
単なる「リンクの並び」ではなく、ブランド体験の一部としてリッチメニューをカスタマイズできる点は、競合他社との差別化においても有効な手段といえるでしょう。
Lステップのリッチメニューでタップ率を高める設計ポイント

リッチメニューのデザインを進める前に、成果につなげるために意識しておきたいポイントを確認しましょう。
これらは私たちが支援現場で培ってきた設計のポイントです。リッチメニューの反応率を最大化させるには、ユーザーの認知負荷を下げ、行動を具体化させる以下の5つのポイントを意識しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 項目の最適化 | 選択肢を厳選し、ユーザーの認知負荷を下げる。迷いを減らし、タップ行動への最短距離を作ることが目的です。 |
| 明確なCTAの設定 | ボタンの文言は「こちら」ではなく、「無料で資料請求」「30分個別相談を予約」など、押された後に何が起こるかを明示する。 |
| 視認性の改善 | タップされやすい配色や形状とし、目を引くキャッチコピーを添える。視覚的な訴求力はタップ率に直結します。 |
| タップ率測定の徹底 | どのボタンが機能しているかを定量的に把握し、継続的なA/Bテストと改善のPDCAを可能にします。 |
| ユーザー心理に基づく配置 | ユーザーが今何を求めているかを予測し、最も優先すべきCTAを目立つ位置に配置する導線設計を行います。 |
また、運用担当者が注意すべきなのは、アクション設定で「URL」を直接指定しないことです。

直接指定するとLステップ側でタップ計測ができなくなるため、外部サイトへ誘導する場合でも、必ず「URLを開く(トーク内ブラウザ)」を選択してください。これによりデータが蓄積され、改善のための正確な分析が可能になります。
参考:LステップのURLクリック測定とは?特徴やメリット、注意点を紹介
Lステップのリッチメニュー作成の基本とは
リッチメニューをデザインに落とし込む際は、Lステップの画像規格をしっかり守る必要があります。技術的な不備はユーザーの導線に直結するため、容量・サイズ・用途に応じたテンプレートの使い分けを正しく把握しましょう。
画像規格の遵守とテンプレートの使い分け
リッチメニューの画像は、必ず1MB以下で作成してください。1MBを超えるとアップロード自体が不可能になります。画質を保ちつつファイルサイズを削減するため、軽量化ツールを活用して書き出し時の容量設定を調整しましょう。
また、画像サイズは「フルサイズ」と「バナー型(小)」の2種類から目的に合わせて選択しますが、1ピクセルでもサイズが異なるとアップロードができません。
それぞれの特徴は以下の通りです。
| 種類 | 規格・容量 | 形式 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| フルサイズ(大) | 2500×1686px1MB以下 | JPEG/PNG | 画面占有率が高く、視覚的インパクトや情報量を重視したい場合に最適です。 |
| バナー型(小) | 2500×843px1MB以下 | JPEG/PNG | トークの可読性を確保したい場合に有効。最大6ボタン設定可能ですが、押しやすさを考慮した2ボタン程度が推奨されます。 |
背景の透過(透明化)が必要なデザインを採用する場合は必ずPNGを、それ以外はJPEGを選択します。
特にメッセージ配信が多い運用の場合は、バナー型を採用したり、メニューの初期状態を「表示しない」に設定したりするなど、トーク画面の利便性に対する細やかな配慮が求められます。
デザインを外注する際はポイントを明確に伝える
外部のデザイナーに外注する場合は、成果に直結させるために以下の4点を明確に伝えましょう。
- 規格の遵守:「1MB以下」「正確なピクセルサイズ」を必須条件として伝えましょう
- CTA用途の明確化:単なる画像ではなく、クリックを誘発するための「ボタン」であることを理解してもらいましょう
- 領域設定の柔軟性:最大20個の領域設定ができるよう、分割しやすいデザインを依頼しましょう
- ブランディングの言語化:ユーザーに与えたい印象やコンセプトを共有しましょう
自分で作成する場合は推奨デザインツールを活用する
自作する場合は、サイズ設定や容量管理がしやすい以下のツールの活用がおすすめです。
- Canva
- Illustrator
- Photoshop
作成時のコツは、ドロップシャドウ(影)などで奥行きを出し、「ボタン感」を強調することです。これにより、ユーザーが直感的に「押せる」と判断でき、タップ率の向上に繋がります。
Lステップのリッチメニューの初期設定手順
画像を準備したら、Lステップの管理画面から設定を行います。以下のステップで進めてください。
①リッチメニューを選択し、新規作成を開始する

Lステップの管理画面へアクセスし、サイドメニューから「リッチメニュー」をクリックします。

画面上部の「新しいリッチメニュー」を選択して作成を開始します。複数作成する場合は「新しいフォルダ」で仕分けることも可能です。
②リッチメニューの作成タイプを選択する

「画像をアップロード」か「テンプレートをベースに作成」の2つから選べます。ビジネスLINEを本格的に運用しブランディングにこだわりたい場合は、「画像をアップロードして作成」(オリジナル画像)がおすすめです。
③リッチメニューの基本情報を設定する

タイトルやトークルームメニューなど基本情報を設定します。
メニューの初期状態については、ユーザーが公式LINEのトークルームを開いたとき、リッチメニューを表示させるか否かを選択できます。基本的にはCTAへ導くために「表示する」を推奨しますが、シナリオ配信などでメッセージの可読性を優先したい場合は「表示しない」を選択するなど、臨機応変な対応がポイントです。
④画像をアップロードする

リッチメニュー編集画面上部・水色の「メニュー画像選択」をクリックします。

リッチメニュー登録画面に切り替わったら、再度「メニュー画像選択」をクリックします。

ファイルをドロップまたはファイルを選択し、画像をアップロードしてください。画像サイズとピクセル数を再度確認しましょう。その後、「決定」をクリックします。

リッチメニュー編集画面に戻ったら、画面下部のコンテンツ設定「+追加」をクリックし、ボタンの領域設定をします。

ユーザーがタップして反応させたい部分をドラッグ&ドロップで選択(または数値指定)し、「確定」をクリックして領域設定を完了します。
⑤ボタン領域(コンテンツ)を追加する

リッチメニュー編集画面に戻ったら、画面下部のコンテンツ設定「+追加」をクリックし、ボタンの領域設定をします。
ユーザーがタップして反応させたい部分をドラッグ&ドロップで選択(または数値指定)し、「確定」をクリックして領域設定を完了します。
⑥ タップ後の動作(アクション)を設定する
⑤で作成した領域ごとに、ユーザーがタップした後のアクションを設定します。ユーザーを必要なページに導いたり、電話をかけられるようにするなどの設定が可能です。
| 動作の種類 | 用途と注意点 |
|---|---|
| URL | 外部サイトへの誘導。効果計測のため、必ず表示方法は「トーク内ブラウザ(大)」を推奨します。 |
| TEL | 緊急性の高い問い合わせや予約導線として発信番号を設定します。 |
| ユーザーメッセージ | 特定のキーワードを自動送信し、自動応答やタグ付けのトリガーとして活用します。 |
| アクション | シナリオ配信開始、タグ付与/解除、ステータス変更など、自動化の核となる動作を設定します。 |
| 回答フォーム | 顧客の興味関心や属性データの収集に利用します。(利用登録が必要) |
| その他 | QRコードリーダー起動などニッチな機能も設定可能ですが、利用頻度は高くない傾向があります。 |
URLを設定する場合の注意点

URLを設定する先は必ず表示方法は「トーク内ブラウザ」にしましょう。

引用:LINE Front-end Framework (LIFF)
トーク内ブラウザ(LIFFアプリ)とは、LINEでの内部ブラウザのことです。外部リンクへ直接飛ぶのではなく、LINE内で完結できるためどのユーザーが該当ページを閲覧したのかなどの効果計測が行えます。
Lステップの機能をフル活用するために、必ず「トーク内ブラウザ」を選択するようにしましょう。
アクション設定について


さらに、アクション設定には、ユーザー体験をスムーズにするための便利な付加機能があります。
| 機能 | できること |
|---|---|
| LINEアプリ側動作 | 「LINEアプリ側動作」という設定枠では、ボタンを置くとキーボードを連動させて開かせることなどができます。 |
| 初期メッセージ | リッチメニューに記載されたCTA(例:お問合せ)をクリックした際に、「お名前・メールアドレス・お問い合わせ内容」など、お問合せの方法をわかりやすく設定した初期メッセージを送信させることができます。 |
Lステップのリッチメニュー運用を最大化させる応用術とは
基本の設定ができたら、Lステップの機能を活かした高度な運用を取り入れましょう。
整理して見せる、タブ分けリッチメニュー
情報量が多い場合は「タブ分けリッチメニュー」が有効です。メニュー上部に切り替えボタンを配置し、タップごとに異なるメニュー画像を表示させられます。
ただし、ユーザーがタブに気づかない可能性もあるため、基本的には1画面(6項目以内)で情報を整理することをおすすめします。

やむを得ず導線が多くなるECサイトなどのケースを除き、お客様目線で情報を整理し、タブ分けは最小限に留めることが、効果的になりやすい方法です。
属性に合わせた、セグメントリッチメニュー
セグメントリッチメニューとは、友だちの属性情報(タグ、ステータス、回答データなど)に基づいて、表示するリッチメニューを自動で切り替える機能です。属性にフィットするメニューが表示できるため、従来の「全員同じメニュー」より、効果的な結果につながるでしょう。
具体的な活用事例としては、アパレル系ECサイトで男性と女性でリッチメニューを完全に切り替えたり、オンラインサロンなどで有料会員と未会員で目的別の導線に分けたりするケースがあります。
また、アンケート回答の有無によって、回答者には「限定特典」のメニューを、未回答者には「アンケート回答」のCTAを目立たせるなど、顧客育成の導線としても活用されています。
しかし、セグメントによるリッチメニューの切り替えは、非常に強力な機能であるものの、すべての企業にとって常に必要になる施策ではありません。特定の目標達成においては大きな効果が出る場合もあるため、狙いを持って活用するのがおすすめです。
FancyWebmateの成功事例に学ぶ、Lステップ運用の実力
私たちは累計300社以上の支援を通じて、このセグメント運用を駆使し、クライアントの成果を改善してきました。
事例1:説明会申し込み率を業界相場から大幅改善した教育系サービス
| クライアント | 【動画編集CAMP様】 |
| 成果 | リッチメニューと連動したシナリオ設計により、説明会への申し込み率が業界相場の20%に対し、大幅に上回る43%へ改善。 |
| 成功要因 | リッチメニューのタップを起点にタグを付与し、ユーザーの興味関心度を測り、それに合わせた専用メニューへ自動で切り替え、最適な提案を行った点です。 |
事例2:CPAを短縮し、LTVを最大化したフィットネスジム
| クライアント | 【フィットネスジム事例】 |
| 成果 | 広告費の回収期間を約10か月から約3か月に短縮。 |
| 成功要因 | 来店時のQR出席とポイント付与、紹介施策をリッチメニューに組み込み、既存顧客向けにメニューを切り替えることで、アクティブ率の底上げとLTV向上に貢献しました。 |
このように、リッチメニューの活用と工夫からマーケティングの成果につなげています。
しかし、このように運用するには専門的なノウハウと工数が必要になります。
確実に成果に繋がるリッチメニューを強力なCTAとして機能させたいなら、Lステップ認定コンサルタントであるプロの知見を取り入れるのが最短ルートといえるでしょう。
私たちも貴社の事業に特化した戦略設計ができるので、Lステップの運用でお困りの方はぜひご相談ください。
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運用中に発生するリッチメニューのトラブルとその対策
リッチメニューは設定して終わりではなく、長期的なパフォーマンス監視と、発生しうる技術的トラブルへの迅速な対応が求められます。
Lステップ運用においてよく報告される「表示されない」「動作しない」といったトラブルの原因と、その対処法を理解しておきましょう。
| トラブルの例 | 対策 |
|---|---|
| 画像サイズ・容量の規定外 | 要件を再確認し、特に画像容量が1MB以下であるかを厳密にチェックする。 |
| 表示条件(セグメント)の論理的矛盾 | 複数のリッチメニューが同一ユーザーに同時に表示対象となっていないかを確認し、排他的なセグメント設計を徹底する。 |
| テスト不足 | 運用担当者自身のテストアカウントを作成し、設定したセグメント条件を付与・解除して、動作確認を必須とする。 |
Lステップのリッチメニューを強力なCTAへ

Lステップのリッチメニューは、「セグメント」と「アクション」を組み合わせることで、顧客ごとに最適化された案内役へと進化します。
Lステップ運用で確実に成果を出すためには、仕様ルールを正しく押さえること、数値をもとに改善を続けること、ユーザーの状態に合わせた戦略を実行することの3点が不可欠です。
しかし、これらの戦略的な運用を自社だけで回し続けるのは容易ではありません。多くの企業が「どう運用したらいいか分からない」という理由で手が止まり、ポテンシャルを活かしきれていません。
FancyWebmateは、Lステップ認定コンサルタントとしての知見とデザイン制作まで担う総勢約40名の専任チームで、貴社のLINE運用をすべて代行できます。
マーケティング上、重要な導線を担うLINE運用だからこそ、自社だけで自分がない場合は外部にご相談ください。
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